ブーゲンビリアの塀の中には

"幸せの実がなる庭がある"

32日目:最近読んだ本など

最近、本読んでいますか?
私はちょっとサボりがちなんですが、書店や図書館には足を運ぶようにしていています。

最近は雑誌とかどれ読めばいいんだ~~??とか、自分の年齢とファッションと悩みにフィットするものが見つからなくてうんうん悩んでいます。

(雑誌は最近dマガジンを導入しようかな~と思ってます)
(なぜならば同じドコモ系列のdアニメストアが激しく便利なので)

話がずれた。


職場では基本的に何を読んだという話もしないし、気がつくともう今年前半が終わりそうで、ひえええ……と震えているところなのですが、最近おもしろかった本とか、給料出たら速攻買うぞと決めている本などをぬるっとまとめていました。


『わたし史上最高のおしゃれになる!』
小林直子 扶桑社

買いました。まだ読んでる途中ですが、「洋服分からない~~!」ってぐじゃぐじゃしている脳みそがぴしゃっと整理されていきます。私は職場の服装が自由なので、メリハリがつかないんですよね……。

そしてここでも「なりたい自分を決める」というのが重要で、ここがぼんやりしていると確かに服装も決まらない……結局ここに戻る……生きていくというのはこういうことか……。

『幸福はただ私の部屋の中だけに』
『紅茶と薔薇の日々』
『贅沢貧乏のお洒落帖』 

買いました。森茉莉のエッセイとか解説とかインタビューなどを、生活・食・服などのテーマでまとめたアンソロジーです。1つ1つの文章は短いので、どこからでも読めるのと、どれもが小気味よいので読んでてストレスがない……。通勤途中や観劇前など、どこでも活字がないと生きていけない民にとって必要な本です。

『ひきこもらない』 pha 幻冬舎

買う予定。装丁がいいな~と思ってぱらっと見てみたら内容も良かった。ぬるっと生きる姿が先週と今週の「ザ・ノンフィクション」で紹介されていて、その界隈に以前足を突っ込みかけた(Twitterの世界は案外狭い)ので元々興味はあったし、以前からずっとネットで追っていたけど、初めて欲しいと思った。私は「海外でバリバリ働きたい!!!!丸の内とかでガンガン働きたい!!!!」っていう思いと、「いや、のんびりゆるっとまったりと生きていきたい、ていうかそういうの無理……」っていう気持ちの2つが同居していて、だいたいそのせめぎ合いで苦しんでるんだけど、その「生きづらい、苦手、生きるのはしんどい」みたいなところがこれを読んでいると少し穏やかになる。

自分はメンヘラキャラとして生きるには外をあまりにも気にしすぎていて、というかメンヘラじゃなくても常に「外からみて自分はどう見えているか?」ばかり考えているので、「外からどうあれ自分は自分」という強さを求めて本やネットをさまよっている気がするなあ。

『愛を味方にする生き方』

買う予定。これは……ガチなスピ本で、読んでいても「?」な描写は確かにあるんだけど……手に取ったときの不思議な感覚が忘れられなくて……苦笑
「愛を使って生きる」てどういうことなのかな~、スピでいうところの宇宙や愛ってなんなんだ?って感じをつかむために読みます。笑

『ビニール傘』 岸政彦 新潮社

第156回芥川賞候補作。この方の『断片的なものの社会学』を読んでいて、「えっ小説書かれたんだ……」からの単行本。タイトルが本人自筆なのが良い……新潮社こういう装丁できたんだ……(新潮社装丁室のデザインをいまいち信じ切れてない自分がいる)買う予定。おもしろそうです。



こうして見ると、私は今のところ即物的に「いかに生きるか」みたいなのをほしがってるのかな…って思う。ほしがってますね。外からの目線が気になって気になって仕方なくて、自分の中に哲学がないから本に求める…みたいな…。前からこうだけども、前はこれと寂しさといろいろないまぜになって酒に走って失敗して、今は酒を外で飲んでない分まだましなのかなあ。うう。いや、たまにはふらっとお酒飲みに行きたいです!!!今飲んでないのは別に自重してるんじゃなくて単に仕事が変な時間に終わるから!!!!


あとこれは去年読んだ本ですが、一応忘れないように。
『あの素晴らしき七年』 エトガル・ケレット 新潮社
『あなたを選んでくれるもの』 ミランダ・ジュライ 新潮社
この2冊は去年読んで最高だったものです。は~。