ブーゲンビリアの塀の中には

"幸せの実がなる庭がある"

36日目:しんどいときにひとりでいたくない(子宮筋腫の治療1カ月目)

子宮筋腫のホルモン治療が始まって1カ月だった。

具体的には、月に1回、おなかにホルモンを抑制する薬を入れるだけなんだけれど、体は擬似的閉経していることになる。

副作用が出ることもありますよ~と言われていたのを軽く考えていたけれど、結構じわじわつらいな~と思ったので書いておく。

1. だるい
 何もする気が起きない…だるい…料理とかしたくない…面倒くさい…というのがずっと続く。先月までは「自炊始めました!やった~!」とか書いていたし実際楽しんでいたのに、今は何かを新しく始める気が起きないし、日々のことがだうり。

2. 感情が爆発する
 先日、好きな舞台の初日があって、人気作のためチケットは完売、当日券は抽選…ということがあったのだけど、私のTwitterではいろんな人が初日に行っていて、私は当日券に落ちた。元々申し込むときから「初日は人気だよな~」と思っていたし、実際最近までは「まあいけなくても仕方ないな、楽しもう」って思っていたのに、その日私はめちゃくちゃ落ちて、「みんな私が弱いオタクだって思ってる」「私にはファンを名乗る資格がない」「バカみたいだ」「みんな私のことバカにしてるんだろう!」ってすごく情緒不安定になってしまった。実際、私が応援している俳優のファンの方はガチ勢が多く…というかたまたま私がガチ勢の方とつながって…で、ほとんど全通してるじゃん、みたいな人が多いのだけれど、特に私のことについてどうこう言う人たちではないのに、この世の終わり、みたいな気持ちになった。

私は私が見たくて行っていて、誰かと比べるためじゃないのに。
でも実際私は見たいものが見られなくて、もっと見たいのに、がんばれなくって、死にたい!

ここまで来て、ようやく「あれ、なんかこういうのめっちゃ久しぶりだし、この精神の乱れ、もしかして…」となった。

実際泣きわめいたり、みんな私のことばかにしてるんでしょ!!!ってSNSに書いたりしなかった分、よかった…って思ってる。全部ひとりで絶望してた。繭期再来

3. 体が熱い。いわゆるホットフラッシュ

ここらへんは更年期障害の症状としても出るものらしいので、なかなかしんどいなあ、と感じた。




この中で特に2のときに思ったんだけれど、私はそのときも1人で居て、実際今恋人もいなくて家族もいなくて、ふらっと話せる友人というのもいないわけじゃないけれど、学生のときみたいに突然電話して何時間も電話する、とかそういうことはできない。

こういうつらさやかなしさやみじめさ、しんどさをひとりで感じるのはなかなかつらいなあ、としみじみと感じた。

どこまでが甘えか、依存か、これは自立ではない、とか思うんだけど、心底ひとりでこういうつらさを感じるのはいやだなあ、って思った。


あと、最近物件を探していると、1人暮らしってコストパフォーマンス悪くて、私はどうしてこういう生き方してるんだろう、って思ってしまった。もっと割り切って、親の言うとおり経済的な分担のためにもパートナーを見つけるという考えは、否定されるものではなかったのでは?と思った。それで子どもを作るかどうかは別の話だけど、とにかく誰かと生活して費用を分担したい。つらいときに1人ではいたくない。めちゃくちゃわがままだけれどそう思う。

わからない、どうやったらパートナーを作っていい状態なの?
私は誰かと一緒にいることに足るべき存在なのか?

薬の副作用のせいかもしれないし、単に年齢の問題かもしれないけど……不安に陥ってます。