28日目:部屋掃除始めました
昨日は休みだったので、1日部屋掃除してました。いや、途中かなり休み休みしてたから、実質…何時間くらいなんだろ…。3時間くらいか???
45リットル入りのごみ袋が10袋以上ぱんぱんになっても、まだまだまだまだ部屋は混沌のままなんですけれども、それでもやり始めてよかったな、と思いました。
まずは冷蔵庫の中の不要なもの(食べられないもの)を一掃しました。びっくりした。調味料以外残ってない…!!!
冷蔵庫はかれこれ10年近く同じものを使ってるんですけど、ようやく「あ、このレイアウトはこういう風に置くためにこうなってたのか…!」って気付きました。これまでは「とにかく入れとけばいいでしょ」ってぎゅうぎゅうにする→見えないから奥のものがダメになる→使えないから捨てて新しいものを買う→っていう悪夢みたいな事態になっていて。
おそらくこれまで気付かなかったのは
①自炊したいという欲望があまりなかった、というかむしろ嫌いだった。
料理そのものは嫌いじゃないけど、作ったものが嫌い
②「どういう状態がきれいなのか」っていうのを知らなかった んだな~~って思う。
あと、冷蔵庫の中に100均のカゴ入れて整理したらいいんだ~!とかそういう便利な情報も知らなくて……
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あと、謎の粉(粉っていうか砂っていうか…人間の住む部屋としてやばくないですか???)が積もった床を掃除していて、ふと「ここも私が入ったときはきれいだったんだよな…」っていう思いが浮かんできました。これまでの人生で初めてです。
今まで30年以上生きてきて、「部屋は汚くなるもの」「引っ越しのときにきれいにするもの」という概念をずっと持っていました。
で、それがさらに20代から強い落ち込みの時期に入って、「自分が嫌いで仕方ない」「自分なんかいない方が家族のためだ」と常に考えていたのだけど、昨日部屋を掃除してて、その「自分が嫌い」という10年積もった重いよどみがこの部屋なんじゃないかなあ…って思いました。
そもそも掃除が嫌なのも「どーせきれいな部屋にはできないし!完璧にできないなら掃除したくない!」みたいな完璧主義みたいなのもあったんですよね。どうせ今ここでゴミ袋10袋出してもきれいにならないんだったら、落ちるとこまで落ちるか、部屋を出るときにきれいにすればいい。いっそこの部屋燃えないかな~~みたいなことを思ってた。
それが昨日「積もりに積もった『自分が嫌い』『自分はきれいな部屋に住む価値がない』という重いがこの部屋のごみなんだ」て思ってからは、すっと楽になって。
「もちろん時間はかかるけど、絶対きれいにできるから、掃除しよう」って意思が生まれました。
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「今の部屋引っ越したいんですよね~~本当にあれがダメだしこれがダメだし」って部屋のきらいなところばかり挙げていたけれど(実際にぼろかったりやばかったりするところはある)、ここまで汚くしたのは自分なんだよなあ…としみじみしましたね。これまでは自分が汚したっていう意識もなかったから……。
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あと、これまで掃除嫌~だったのは、主客転倒してたからだなって思いました。
部屋が汚くなる理由にもいろいろあると思うけれど、私の場合はたとえば「推しキャラや俳優さんの写真があるから(部屋をきれいにしよう)」っていうのはモチベーションとして弱かった。(ただ、これで写真とかを整理しよう!っていう概念が生まれたから、ミクロの視点ではよかった)
「自分の今の食事、食べてるものもだけど、場所も全て『単なるエサ』だなあ…汚い…でもまあいいか…そういう人生…」って思いながらここ1年以上暮らしていたんですけど、私は自分のことを「セルフ・ネグレクト型」の部屋散らかしなんだと思うので、こういうタイプには外部要因より、まずは自分を認めるとか、好きになるとか、そういうのが先って思いました。外部要因だと「じゃあ私がその外部要因を排除したらいいよね」ってなるんですよね。落ちるばっかりです。
部屋が汚い→汚いのはやばいっていう一般的な声があるのは知ってる→他の人にはうまくできるのに…って思う→ますます自信をなくす→のループに入るとなかなか出られないし…。
ただ、今回はなんか…こう、脳内に「マジでやばい人間として行ってはいけない域に達してる」っていう自分と「もうどうでもいい」っていう自分がいたので、真剣に自分をネグレクトしてた気が…しますね…。
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サラとソロモンにも「これが嫌だっていう思いを抱えたまま別の場所に移っても、結局同じ問題がその場で起きるだけで、結局そのまま変わらなかったら宇宙でひとりきりになるしかないね」的なセリフがあるんですが、部屋の問題もこれだと思いました。ここでできなかったらもうずっとひとりでいるしかない…。
また掃除についてはブログ書きたいと思います。
ではでは!